院長あいさつ
眠りが未来の健康を決める。口からはじまる、新しい予防医療への挑戦。
高輪歯科 院長の加藤正治です。
私が長年追い求めてきた予防歯科のゴールは、患者様の未来の健康を守り、満足度の高い人生を送っていただくことにあります。
しかし、歯科医療の現場にいる中で、私たちは一つの大きな壁に突き当たりました。
それは、歯科医院では直接見ることができない「睡眠時間」という、健康の根幹をなす時間です。
どれだけ最適な治療や予防をしても、質の良くない睡眠を続けていれば、歯科疾患のリスクが上がってしまい、治療を繰り返すだけでなく、気づかないうちに全身の健康にも悪影響を及ぼしてしまいます。
代表的な睡眠障害であるいびきや無呼吸は、もはや単なる「音の問題」ではありません。
それは、心臓病、認知症、糖尿病など、命に関わる病気のリスクを高める、身体からの危険なSOSサインかもしれません。
だからこそ、私たちは「眠り」を分析して歯科的なアプローチで問題を改善する睡眠医療サービス「オーラルスリープ™」を立ち上げました。
歯科医院だからこそ、できること
なぜ歯科が睡眠を診るのか?それは、口元の構造と眠りの質が深く結びついているからです。
私たちは、顎の大きさや歯並びといった口の構造から、患者様の気道が狭くなっていないか、という全身の健康リスクの兆候を見つけ出すことができます。
これは、私たちが予防の最前線に立ち、全身の病気の早期発見と予防に貢献できる、歯科ならではの重要な役割だと確信しています。
「口の健康」と「質の高い眠り」を未来へ
私たちの使命は、チェアサイドで歯を治すだけに留まりません。
口の健康と、良質な眠りという、人生の質を決める二大要素を科学的にサポートし、患者様を全身の病気のリスクから遠ざけることです。
私たちは、「地域の健康ステーション」として、患者様一人ひとりの「ぐっすり眠りたい」という願いを、科学の力と寄り添う心でサポートし続けます。
あなたの未来の健康は、眠りによって大きく左右されます。
睡眠のことで少しでもお悩みのことがあれば、まずはぜひ私たちにご相談ください。
プロフィール
院長 加藤 正治 (Shoji KATO) 歯学博士
一般社団法人 日本接着歯学会認定
接着歯科治療専門医 指導医 認定研修施設指定
東京都新宿区にて勤務.大学では歯科理工学を専攻しながら民間企業に出向しセラミックス材料の基礎研究を行う.
1998年 高輪歯科(診療部門)を開設と同時にハイドロキシアパタイトによる歯のケアに関する臨床研究を開始.2006年,研究成果をもとに東京医科歯科大学歯科学術講演会にて「ケア型チーム医療」と「セルフケア処方」を提唱.2010年にはデンタルサイエンススタジオ(研究部門)を併設.以来,歯科医療従事者を対象に講演会,セミナー,執筆活動を積極的に行っている.
最近では,日本経済新聞社主催「健康セミナー21」や同主催「丸の内キャリア塾」において市民向けに,またモスクワ,ソウルなど海外でも講演を行っている.診療室では,一人ひとりのリスクを分析したオーラルデザインで「未来の健康」を発信している.
略歴
| 1990年 | 東北大学 歯学部 卒業 |
| 1998年 | 高輪歯科 開設 |
| 2006年 | 東京医科歯科大学歯科学術講演会 登壇 |
| 2010年 | ソウルにて接着歯科治療講演 |
| 2015年 | 日本経済新聞社主催市民セミナー 登壇(~2019) |
| 2017年 | イタリア専門誌「Teamwork clinic」CAD/CAM論文掲載 |
| 2018年 | 韓国新聞に予防歯科特集 連載執筆 |
| 2020年 | モリタTRIOS(口腔内スキャナー)テクニカルインストラクター |
主な資格・所属学会
一般社団法人 日本接着歯学会 理事
一般社団法人 日本接着歯学会認定 接着歯科治療専門医 指導医 認定研修施設指定
日本歯科理工学会デンタルマテリアルズシニアアドバイザー 2部門認定(歯科接着器材、予防歯科器材)
日本睡眠学会
日本睡眠歯科学会
日本デジタル歯科学会
日本スポーツ歯科医学会
日本歯科理工学会
日本歯科保存学会
日本顎咬合学会
日本矯正歯科学会
日本歯周病学会
日本口腔衛生学会
日本口腔検査学会
ほか



